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ちのぴぃの雑記録

ちのぴぃの雑記録

【第1回~第5回】

ここでは、過去に日記で紹介した内容を記録したものです。
「概論編」から一歩応用した「茨城弁」を楽しんでいただければ…
と思います。

★第1回 平成13年11月21日日記分★

「himecchiファンクラブ茨城支部」が毎週水曜日にお送り
する茨城弁講座(実践編)のお時間がやってまいりました。

 このコーナーでは毎回1つの単語を取り上げ、その実例
をご紹介していこうと思っています。
 よろしくお引き立てのほどお願い致します。
(BGMは当然「大学受験ラジオ講座」のテーマ)
**********************************************

 ということで、第1回目は、「いじやける」です。

 頭にきた時の表現として使います。
 今ふうに言えば「ムカツク!!」的な使い方ですね。

【実例】
 茨「何、あの言い方は。。。いじやけんな本当に」

 標「何、あの言い方は。。。頭にくるよな本当に」

【おまけ】
  中学生のころ、ある女性が「いっじやける~」と
 言ってある時期流行語となっていたことがあります。
  今ふうであればそれも「ムカツク~」になるんで
 しょうけど。。。

 といったところで時間が来たのでまた来週~。


★第2回 平成13年11月28日日記分★

 ということで、第2回目の講座です。 
 今日、会社で私の上司が電話口で怒鳴っていました。

 ちょうど「今日の茨城弁何にしようか。。。」と
考えていてふとひらめきました。

 今日は、上司が怒鳴っていたその言葉をご紹介します。

「ごじゃっぺ」

 意味としては「理解できないばかなことを言う」叉は、
「でたらめなことを言う」といった意味でしょうか。

 【使用例】
   茨「何ごじゃっぺ言ってんだ?」
   標「何ばかなことを言っているのだろうか?」

 要するに私の上司は電話口の相手が、自分に理解
できないことを言っていたため、ブチ切れてしまい、
相手に対して怒鳴っていたのでした。

 おしまい。


★第3回 平成13年12月 5日日記分★

 第3回目の今日は、「いしこい」についてやっていき
たいと思います。

 今回、なぜ取り上げたかと言うと、実は「茨城弁」は
茨城県内の地域によって通用する、しないというのが
あるということを知ってもらうためなのです。

 この「いしこい」という言葉は、「しょぼい、ぼろい」
などといった意味です。県央地方(水戸地区)、県北地方
ではメジャーですが、県南、県西地方では全く通じない
という言葉でもあります。
(注:「いしけー」という使い方もあります)

 そういう私は、水戸市近郊で育ったのでこの言葉は
日常会話で使っていますが、県西地区にある高校に通
っていた時代にはまるで通用しなくて、カルチャーショ
ックを覚えたものです。
 同じ茨城弁にもローカル言葉というのもまた存在する
のです。
 それでは使用例です。

茨:「何そのいしけーかっこうは」

標:「何そのぼろいかっこうは」

 今日はここまでです。
 また来週~。


★第4回 平成13年12月12日日記分★

 毎回、様々な言葉を紹介している「茨城弁講座」
 第4回目の今日は「落ちる」というキーワードの言葉
を紹介したいと思います。

 茨城弁の場合、「落ちる」と言えば、「電車やバスから
降りること」を指します。
 最近では電車などのアナウンスは標準語となっていますが、
昔は「電車から落ちて下さい」というアナウンスが本当にあっ
たらしいです。

 では、標準語の「落ちる」はどうなるのでしょうか?

 「おっこる」という言葉があります。

 どちらの言葉も同じ意味のように思われるかもしれません
が、違う意味で使われているのです。

 それでは使用例です。

 茨:「電車から落ちてください」
 標:「電車から降りてください」

 茨:「隣のじっち、木からおっこって怪我したちけど」
 標:「隣のおじさんが、木から落ちて怪我したらしいよ」

 また来週~。


★第5回 平成13年12月19日日記分★

 毎週水曜日は「茨城弁」を楽しむ時間です。
 今宵もお楽しみに…。

 という訳で、今日も始まります。
 
 最近、私は「エチケット・マナー」についてインター
ネットでいろんな内容のものを見ていました。

 その中でも「挨拶」が最も基本的なことであり、また
コミュニケーションの機会であることを勉強しました。

 茨城弁にも挨拶の言葉があります。
 そこで、今日はこの言葉です。

「おばんかたです」

 「こんばんは」という意味があります。
 それでは、文例にいきましょう。

 茨:「おばんかたです。今日は本当に寒かったっけな」
 標:「こんばんは。今日は本当に寒かったですね」

 ではまた来週です。 


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